
2/20 13:00~ 金沢工業大学で講演
この世に存在しないものを作る仕事をしている。
たとえば、ロボット、怪獣など。
日常にからかけ離れたことをどうやって映像化するか。
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■ 監督になった理由
・もともとは特撮怪獣を直す仕事を行っていた。
・絵コンテを書くようになって、特撮監督へ。
・しかし、映画が想像したようにならない。
・イメージと異なるようになってきた。
・そこで、「どうすればいいのか」を考え、
「監督になればいいんだ」と気付いた。
・20年前、誰よりも先にパソコンを購入した。
・町と怪獣を、同一世界に合成させるには
・フィルムで合成するのは非常に難しい。
・そこで「パソコンを使えば?」と考えた。
・ちょうど時代の流れにのった。
・アナログ手法とデジタルの両方を知っている。
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■どうやったらリアルに見えるか。
□ミニチュア
・嘘くさい。
・どうやったら本物らしく見せることが出来るか?
・ミニチュアの模型、建物の細部にまでこだわる。
・洗濯機やバケツ、汚れなど忠実に再現
・リアルに作った分、リアルに見える。
□写真合成、CG
・ミニチュアじゃなくても「本物の写真でいいじゃん?」
・ミニチュアである必要はなくなった。
・写真合成はPCがあれば一人でもできる。
ミニチュアは照明、リアルにするたの演出、人手、莫大なコストがかかる。
予算も重要になってくる。
CGは現実にあるもの延長上、
CGで世界を作る、しかし違和感がある。
違和感を取り除くには、なにをするか。
実際にあるものを作っていく。洗濯機やバケツなど・・・。
ミニチュアからCGに変化していったが、逆戻りしている。
■去年公開された日本沈没
映像を交えて説明。
総製作費20億円
11億ぐらいが実際の製作費
ミニチュアを贅沢に使った。
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----- 質疑応答 -----
■「映画中でのCG,実写、ミニチュアの割合はどのように決定するのか?」
脚本の段階でおおよそ決定する。
「どのぐらいCGに頼るのか?」を考える
実際にある(撮影できる)ものは、実際に使ったほうがいい。
そのほうがリアルになる。
本物でなければ、本物に見せるための努力がかかってしまう。
実際に撮影できないと分かった瞬間から、CGか特撮の判断をつける。
■「CGか特撮の判断基準はどのように決定するのか?」
それぞれの責任者を交えて会議。
予算を聞いた時点で、ドン引き。
この予算の中で、「何をやるか?」
「めんどくさい」「CGでやりたくない。」となすりあう。
□ローレライ
水は物理シュミレーションの計算だけで3か月
実際は「水しぶきだけ」
総合関係で海面すべての計算を行わないといけない。
ものすごく時間がかかる
CGで三か月かかるんだったら、特撮で撮影。
しかもそんほうがリアルに見えるんだったら実写で。
「監督本当にコレいるの?」
「こうしたほうがいいんじゃない?」
「これだったら、特撮でいいんじゃない?」
その中で判断を行う。
ケースバイケース
責任の中で責任を全うできることを確実にやる。
□ローレライの一年前に製作したミニモミの映画
二人の映画の撮影時間は4日間だけしかとれない。
最初と最後の15分だけ実写にして、残りはCGにしてのりきった。
どこまでみせればいいのか?
ピクサーの映画、どうすれば感情移入できるキャラなのか?
FFのお兄ちゃん「カッコいな」、お姉さん、「かわいいな」
見る側も作る側もこうすれば分かり合える時代。
■「映画を作り始めるきっかけは、監督から?映画会社から?」
二種類ある
・自分で作りたい
・映画会社から頼まれて
□自分で作りたい。
「ローレライ」
潜水艦の映画を作りたい。
小説家と一緒に話をして映画会社に持って行った。
5年掛った。自分のやりたいもので説得した。
条件
1.役者、誰が出るのか?
2.物語
役者に話を見もらう。その気にさせる。
「この俳優さん、オッケーもらってます。」と映画会社に説得
自分でやろうとしたら説得しないといけない。
□映画会社から頼まれて
「日本沈没」
映画会社から。誰か作れる人がいないか?
「ぜひやりたいですね。」とオッケーしたが、
既に「2006年の7月公開」が決定済みで、
撮影の役者のスケジュールを空けてある。
実際に撮影するまで半年しかない。3人の脚本家を集めて書き始めた。
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1日1回全サーバにログイン。
ディスク容量、syslog、アプリのエラーログをチェック。
net-snmp使った監視をしているけど、
やはり自分の目で診ないと納得できない。
「現地現物」って考え方。
もう古いですかね。
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管理しているサーバには、IPアドレスを2つつけて、表と裏の2系統のLANを接続している。
表は通常のサービス提供用でグローバルIP、裏はメンテナンス用でローカルIP。
管理しているサーバが80台くらいあるのだが、メンテナンス用で同じ192.168.3.xxのIPアドレスを利用しながら、接続性のないサーバがいることが発覚。
どうやら、192.168.3.xxのローカルネットワークが2つあるらしい。。
いくらメンテナンス用ラインとはいえ、同じ部署内の本番サーバでそれはないでしょ。。
ということで、シェルでpingうちまくってIPアドレスの利用状況を把握。
#!/bin/csh
#
# pingcheck.sh
#
# Init
i=1
echo "" > ping.result
# ping
while [ "$i" -le 255 ]
do
if ( ping -c 1 -t 2 192.168.3.$i > /dev/null ) then
echo "192.168.3.$i,active" >> ping.result
else
echo "192.168.3.$i,sleep" >> ping.result
fi
i=`expr $i + 1`
done
ていうか、IPアドレスの払い出し管理くらい、しっかりやってほしい。。
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FreeBSDのサーバを構築・管理する仕事をしている。
せっかくやったことを忘れないように、
基本的なことをメモすることにした。
いろいろ教えてくだされ。 >タカユキくん
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少しだけシステムに修正を加えました。
以前、作成したユーザ別、カテゴリ制限を、日記サイトに適用させていましたが、いろいろと不便なので、追記に記述した内容だけ制限を与えるようにしました。
全てのエントリーに対して追記に書くと制限対象になります。
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